京都レディスシンガーズについて
Kyoto Ladies Singers Profile
世界を代表する合唱指揮者・作曲家であるBob Chilcott氏を英国から迎え、日本の合唱界を牽引してきた合唱指揮者 浅井敬壹とともに、そのスピリッツと音楽性を継承・追求し、合唱音楽を通して世界を結ぶインターナショナルクワイヤとして京都に発足。スロバキア国際カンタートからの招聘をはじめとしてヨーロッパ公演を予定しているほか、国際シンポジウムやフェスティバルへの参加、海外合唱団とのジョイントコンサート京都開催等、人の声の芸術である合唱を媒介に、日本文化を発信し、海外文化の紹介・交流を通して古都・京都の国際化の礎となるべく活動しています。
Bob Chilcott プロフィール
Bob Chilcott Profile
世界的人気を誇るヴォーカルアンサンブル”Kings Singers”の名テノールとして人気を博し、英国エリザベス女王主催の晩餐会での演奏を許された数少ない音楽家の一人。1997年以降、世界で最も人気ある作曲家・指揮者として現在に至り、活躍の場は世界30カ国に及ぶ。国際合唱連合(IFCM )主催の世界合唱シンポジウムデンマーク大会(2008年)では受講希望者が会場から溢れるほどの人気で、世界の名だたるプロ合唱団の指揮者たちが氏の講習を多く受講する姿が見られた。2002年よりイギリスBBCシンガーズの首席客員指揮者を務めるほか、各国を代表する合唱団を指揮して合唱芸術を究める一方で、こどもたちの音楽教育にも力を注ぎ、世界中で歌われているこどものための合唱作品が多いことでも有名である。類い稀なるその人間性と天賦の感性が、名門ケンブリッジを経て今に至る学術性やテクニックを見事に包み込み、歌うことの幸せ、音楽を自由に味わうことの楽しさを、知らず知らずのうちに私たちに伝えてくれる、優しく温かな、世界のリーダーである。
浅井 敬壹 プロフィール
Keiichi Asai Profile
同志社グリークラブの指揮者を務め、同志社大学卒業後、合唱団京都エコーを結成。全日本合唱コンクールでは、合唱団京都エコー(20年連続金賞受賞)、住友金属混声合唱団(13年連続金賞受賞)を率い、金賞受賞は合計38回、うちコンクール大賞(部門を越えて最も優れた団体に贈られる)を6度受賞。
これまでCD録音等の依頼を多く受ける一方で、日本のみならず海外での公演も数多く、平成26年には、これまで交友を深めてきた作曲家・世界的合唱指揮者であるBob Chilcott氏とのご縁により、英国合唱指揮者協会から招聘され英国カーディフにて合唱団京都エコーを指揮、特別招待演奏を行った。“英国合唱指揮者協会コンベンションの歴史においてこれまでも、そしてこれからもないであろう歴史的名演”との評価をいただく。
現在、合唱団京都エコー、新日鐵住金混声合唱団、京都レディスシンガーズほか、11団体を指揮。客演指揮や講習会講師、国内外のコンクール審査員としても多忙を極めている。全日本合唱連盟名誉会長。関西合唱連盟会長。京都府合唱連盟会長。日本合唱指揮者協会相談役。福島県しゃくなげ大使。平成27年春 藍綬褒章受章。